堤防や磯場で「足元がツルッと滑ってヒヤッとした…」という経験はありませんか?
雨上がりの堤防、コケの生えた岩場、濡れたテトラ。釣り場の足元は想像以上に滑りやすく、転倒は大ケガや落水事故に直結します。
かといって、滑り対策の定番「スパイクシューズ」を買おうとすると、
- 専用シューズは価格が高い
- 長靴との2足持ちは収納がかさばる
- 使う場面が限られるのに、買い替えコストもかかる
と、なかなか手が出ない方も多いはずです。
そこでこの記事では、**手持ちの長靴やスニーカーに装着するだけでスパイク機能を追加できる「後付けスパイク」**を紹介します。
この記事を読めば、以下のことがわかります。
- 後付けスパイクとスパイクシューズ、どちらを選ぶべきか
- 後付けスパイクの種類と選び方の3つのポイント
- 長持ちさせるための使い方・注意点
「お金をかけずに、まず滑り対策を始めたい」という釣り初心者の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
後付けスパイクとは?長靴に装着するだけの滑り止めアイテム
後付けスパイクとは、長靴やスニーカーの靴底に取り付けて使う、着脱式の滑り止めアイテムです。
つま先からはめ込み、かかとにゴムバンドを引っ掛けるだけ。
特別な工具は不要で、釣り場に着いてから数十秒で装着できます。
「普段は長靴やシューズのまま、滑りやすい磯場に行くときだけスパイクをプラスする」という柔軟な使い方ができるのが最大の特徴です。
ただ、本格的に磯やテトラポットの上を歩くなら、スパイクと靴が一体になっているものを選んだ方が良いでしょう。
スパイクシューズと後付けスパイク、どっちを選ぶべき?【比較表】
まず、専用のスパイクシューズと後付けスパイクの違いを比較してみましょう。
| 比較項目 | スパイクシューズ | 後付けスパイク |
|---|---|---|
| 価格 | 高め(専用設計のため) | 安い(数千円程度から) |
| 汎用性 | スパイク専用 | 手持ちの長靴・靴に装着可能 |
| 収納 | 長靴と2足持ちで場所を取る | コンパクトに収納できる |
| 着脱 | 履き替えが必要 | その場で付け外しできる |
| グリップ力・安定感 | ◎(一体型で安定) | ○(装着状態に左右される) |
| 買い替え | 本体ごと交換で高コスト | スパイク部分だけ買い替え可能 |
結論はシンプルです。
- 磯釣りメインで頻繁に行く人 → 安定感の高いスパイクシューズ
- 堤防メインで、たまに磯場やテトラに行く人 → コスパ重視の後付けスパイク
「年に数回の磯釣りのために高価なシューズを買うのはちょっと…」という方には、後付けスパイクがぴったりの選択肢です。
スパイクが必須な釣り場・禁止な釣り場を知っておこう
磯場・テトラでは滑り止めが必須
磯場やテトラポッドは、濡れた岩肌やコケで非常に滑りやすくなっています。
スパイクの効いた靴底でないと、転倒・転落のリスクが大きく高まります。
命に関わる場所なので、滑り止め対策は必ず行いましょう。
船釣りではスパイクNGの船宿も多い
一方で、船釣りではスパイクが船のデッキを傷つけるため、着用NGとしている船宿が多くあります。
つまり釣りでは「スパイクが必要な場所」と「スパイクを外さないといけない場所」の両方があるということ。
その場で着脱できる後付けスパイクは、この使い分けに最適なんです。
堤防釣りや船釣りがメインの方は、まずベースになる長靴選びから見直すのもおすすめです。

後付けスパイクの選び方|3つのポイント
ポイント1:取り付け範囲で選ぶ(つま先のみ or 足裏全体)
つま先タイプ 足の前方部分にだけスパイクが付いたタイプ。
歩行時に体重がかかりやすいつま先を重点的にカバーします。
軽量でコンパクトなのがメリットです。
足裏全体タイプ かかとからつま先まで足裏全体にスパイクが配置されたタイプ。
広い範囲で滑り止め効果を得られるため、岩場など足元が不安定な場所には足裏全体タイプが向いています。
ポイント2:スパイクの素材で選ぶ(トゲ・ゴム・チェーン)
| 素材タイプ | 特徴 | 向いている場所 |
|---|---|---|
| トゲ(金属ピン)タイプ | ピンが地面に食い込み、強いグリップ力を発揮 | 磯場・岩場 |
| ゴムタイプ | ゴム突起で滑りを抑える。扱いやすい | コンクリート・堤防 |
| チェーンタイプ | チェーン状の滑り止めが靴底に巻き付く | 岩場・雪道など |
それぞれ得意な路面が異なるため、よく行く釣り場の地面に合わせて選ぶのがポイントです。
釣りでの使用は、トゲ(金属ピン)タイプがおすすめです。
ポイント3:靴のサイズに対応しているか確認する
サイズが合っていないと、歩行中にズレたり外れたりして危険です。
購入前に、自分の長靴・靴のサイズに対応しているか必ず確認しましょう。
装着後は、実際に少し歩いてフィット感をチェックしておくと安心です。
釣りにおすすめの後付けスパイク
釣り用としておすすめの後付けスパイクを紹介します。
【sun sigma】磯場メインならコレ|足裏全体×金属ピンタイプ
日本山岳ガイド監修のもと商品開発された商品です。
本体にはTPEゴムを採用、ピンはSUSステンレスを採用することで、軽量かつ高い耐食性能を持っています。
足裏の10本のトゲ(金属ピン)がガッチリと地面や岩肌をしっかりと捕えてくれます。
海での使用に優れています。
後付けスパイクの取り付け方・使い方
取り付けはとても簡単です。
- つま先側からスパイクをはめ込む
- かかと部分にゴムバンドを引っ掛ける
- 軽く歩いてズレがないか確認する
これだけで装着完了。
釣り場に着いてから装着し、移動中や船に乗るときは外す、という運用がしやすいのが後付けスパイクの強みです。
使用前に知っておきたい4つの注意点
注意点1:使用中にズレて外れることがある
サイズの合わないものを使うと、歩行中にズレる可能性があります。対応サイズの確認と、装着後のフィット感チェックを忘れずに。
注意点2:ゴムバンドは劣化して切れることがある
ゴム部分は、紫外線や海水の塩分で劣化が早まります。
ゴムが硬化したり亀裂が入ったりすると、使用中に切れてスパイクが外れる原因に。
使用後は真水で洗い流し、しっかり乾燥させてから保管しましょう。
注意点3:スパイクを付けても「絶対に滑らない」わけではない
濡れた岩やコケの多い場所では、スパイクを装着していても完全に滑らなくなるわけではありません。
過信せず、足元を確認しながら慎重に行動することが大切です。
注意点4:定期的な点検・交換が必要
スパイク部分(トゲやチェーン)は使ううちにすり減ります。
命に関わることなので、効果が薄れてきたと感じたら早めに交換をしてください。
あわせてゴムバンドのひび割れもチェックしておくと安心です。
後付けスパイクはこんな人におすすめ
後付けスパイクが向いているのは、こんな方です。
- スパイクシューズに出す予算を抑えたい方
- 普段は長靴で釣りをしていて、たまに磯場にも行く方
- 靴を何足も置く収納スペースがない方
- 「必要な時だけ滑り止めを使いたい」方
逆に、磯釣りがメインで頻度が高い方や、より高い安全性を求める方は、専用のスパイクシューズを検討する価値があります。安全への投資は釣果より大事です。
よくある質問(Q&A)
Q. 後付けスパイクは普段履きのスニーカーにも付けられる? A. 多くの製品は長靴・スニーカーどちらにも対応しています。ただし対応サイズは製品ごとに異なるので、購入前に確認しましょう。
Q. 船釣りのときはどうすればいい? A. スパイクはデッキを傷つけるため、乗船前に外しましょう。着脱が簡単なのが後付けスパイクの強みです。
Q. 雪道でも使える? A. チェーンタイプなど雪道で使われる形状の製品もありますが、釣り用と雪道用では想定された路面が異なる場合があります。製品の用途表記を確認してください。
まとめ|長靴×後付けスパイクで賢く安く滑り対策しよう
後付けスパイクは、専用シューズを買わなくても、手持ちの長靴や靴にスパイク機能をプラスできるコスパ抜群のアイテムです。
- 価格を抑えて滑り対策を始められる
- 手持ちの靴に装着できて、収納もコンパクト
- 必要な場面だけ付けて、船釣りでは外せる
選ぶときは「取り付け範囲(つま先 or 足裏全体)」「素材(トゲ・ゴム・チェーン)」「対応サイズ」の3点をチェック。よく行く釣り場に合った一つを選んでください。
足元の安全は、釣りを長く楽しむための第一歩。まずは後付けスパイクから、手軽に滑り対策を始めてみましょう。
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