海釣りを始めようとしている方、どんな釣竿が良いのか迷っていないでしょうか?
この記事では、釣竿の選び方と1万円以下で買える釣竿について紹介していきます。
釣竿は釣り方によって選ぶ釣竿の種類が変わってきます。
釣竿を選ぶ前に、釣竿に関する知識や釣竿を選ぶポイントをもとに、あなたの思う釣りに合った釣竿を選べるようになるでしょう。
その後、初心者の方でも手の出しやすい、1万円以下で購入できる釣竿を釣り方ごとのおすすめの釣竿として紹介していきます。
ぜひ最後まで読んで、あなたに合った釣竿を選び、釣りを最大限に楽しんでください。
釣竿についての知識
釣竿をの選び方の前に、釣竿を選ぶ際に抑えておきたい知識について解説していきましょう。
釣竿の知識として
- 硬さ
- 長さ
- 調子
- 釣竿の素材
の4つがあり、理解しておくことで釣竿を選ぶ際の基準となるので、理解しておいて損はありません。
それでは、順番に解説していきましょう。
硬さ
硬さは大きく分けて、L(ライト)、M(ミディアム)、H(ハード)に分かれており、投げやすさと投げられる重さに関係しています。
硬さによる違いについては下の表をご覧ください。
種類 | 硬さ | 投げられる重さ | 投げやすさ |
---|---|---|---|
L(ライト) | 柔らかい | 軽い | 投げやすい |
M(ミディアム) | 普通 | 中間 | 標準 |
H(ハード) | 硬い | 重い | 投げにくい |
柔らかい竿は、しなりやすく投げやすいのですが、釣竿の規定を大きく超える重いものを投げることはできません。
硬い竿は重いものは投げられるけど、竿がしなりにくく投げづらいけいこうにあります。
初心者の方は、投げやすいL(ライト)かM(ミディアム)の硬さから、使い始めることをおすすめします。
長さ
長さは、釣竿の扱いやすさと飛距離に関係しています。
短い釣竿は取り回しが良く、扱いやすいので初心者の方におすすめです。
長さによる違いは次の通りです。
釣竿の長さ | 扱いやすさ | 飛距離 | 感度 | 使える仕掛けの長さ |
---|---|---|---|---|
短い | 扱いやすい | 出にくい | 良い | 短い |
長い | 扱いにくい | 出しやすい | 悪い | 長い |
短い
短い釣竿は、扱いやすさが最大のメリットになります。
仕掛けを投げる時や、回収した仕掛けにエサを付け直す作業がしやすく扱いやすいです。
例えるなら、なわとびするときに、長いなわとびよりも短いなわとびの方が飛びやすいと思います。
釣竿もその感覚に近く、短い竿の方が扱いやすくなります。
なので、初心者には短い竿がおすすめです。
長い
長い釣竿のメリットについては、足場が高い場所や手前に岩場があるような場所に適していることです。
手前に岩場がある場合、避けるためにある程度の長さが必要になります。
短い釣竿では、岩を避けられずに糸が岩に擦れて、切れてしまうことが多々あります。
長い竿を使うことで、岩を避けて糸切れする確率を下げることができます。
また短い釣竿に比べると、飛距離が出やすい傾向にもあります。
事前に、「岩の有無」や「飛距離が必要な場所なのか」など、釣り場の情報を調べておくことで、
釣り場の状況に合わせた長さを選ぶことができます。
調子
調子とは、釣竿の曲がり具合のことです。
メインとなる3つの調子の種類と特徴については下記の通りです。
調子 | 特徴 |
---|---|
先調子(7:3) | 竿の先端から3割が曲がる硬めの調子。 先が曲がるので、アタリが見やすく取りやすい。 |
本調子(6:4) | 竿の先端から4割程度が曲がる標準的な曲がり方。 クセがなく使いやすい。(初心者向け) |
胴調子(5:5) | 竿全体が曲がる。魚の引きに追従しやすいく、バラしにくい。(逃げられにくい) 竿が柔らかいので、魚とのやり取りがしやすい。 |
このほかにも9:1や8:2といった調子の竿もあり、釣りに合わせて選ぶことができます。
しかし、初心者の方にはどの調子が良いのかわからないと思います。
初心者の方は、まず6:4の調子から使い始めると良いでしょう。
釣竿の素材
釣竿は素材によって性能が変わってきます。
素材と特徴については下記をご覧ください。
素材 | 特徴 |
---|---|
グラス | ・低反発でやわらかく、張りがない ・衝撃に強く折れにくい ・重たい |
カーボン | ・高反発で硬く、張りがある ・衝撃を受けると折れることがある ・軽い |
上記から、グラスとカーボンは反対の特徴があることが、わかっていただけるのではないでしょうか?
グラスは、低反発で感度が低く、魚のアタリを捉えにくいです。
そのかわりに、柔らかく良く曲がり、非常に折れにくいのが特徴になります。
船釣りなどで大きな魚を釣る際には、グラス素材の釣竿が向いています。
カーボンは、現在の釣竿の主流の素材で、高反発で感度が良く、小さなアタリもとらえることができます。
しかし、衝撃に弱く、誤ってぶつけてしまったりすると、ぶつけたところからボキッと折れてしまうことも少なくありません。
カーボン素材の釣竿は、シャキッとした張りがあり、投げやすく、ルアー釣りや投げ釣りに向いています。
カーボン素材の釣竿の方が使いやすいので、初心者の方はカーボンの釣竿を選ぶことをおすすめします。
釣竿の選び方のポイント
続いて、釣竿の選び方のポイントについて解説します。
前提として、1つの釣竿ですべての釣りをすることはできません。
釣竿にも向き不向きのジャンルがあるので、ある程度ジャンルを絞る必要があります。
ジャンルを絞り、適切な釣竿を選ぶために以下のことを考える必要があります。
- どのような魚を釣りたいのか
- どのような釣りがしたいのか
- どのような場所で釣りをするのか
以上の3つについて考えることで、あなたがやってみたい釣りにどんな釣竿が必要なのかがはっきりします。
また、釣竿選びで失敗する確率を下げることにもつながりますので、ぜひ考えてみましょう。
それでは、釣竿の選び方のポイントについて解説していきましょう
どのような魚を釣りたいかを決める
選び方の中で、最も重要でメインとなる考え方が「どんな魚を釣りたいか」です。
釣りたい魚を決めると、その魚の特性や釣れるポイントの環境に合った竿選びができるようになります。
例えば、「キスを釣りたい」と考えたときに、キスは砂浜に生息していることが多いので、砂浜に行く必要があります。
砂浜は手前側が浅く、沖に向かって深くなっているので、できる限り仕掛けを遠くに飛ばす必要があるというのがわかります。
すると、キスを釣るために必要な釣竿は遠投のできる竿ということになりますので、どんな釣竿を選べば良いのかがわかってきます。
より具体的に釣りたい魚が決まっていて、その魚をメインに釣りをしたいというのであれば、専用の釣竿を選ぶことをおすすめします。
このように、釣りたい魚を決めるとその魚に合わせて使う釣竿が決まってくるので、どんな魚を釣りたいのかを決めてみましょう。
どのような釣りがしたいのか
続いて、「どんな釣りがしたいのか」考えていきましょう。
まず、釣り方には大きく分けて以下のものがあります。
- 投げ釣り
- ウキ釣り
- ルアー釣り
- 船釣り
それぞれの釣りの内容と釣竿選ぶポイントについて順番に解説していきましょう。
投げ釣り
投げ釣りの多くは、エサの付いた仕掛けを投げる釣りになります。
選ぶときのポイントは、釣竿の長さと投げられるオモリの重さ(キャスティングウエイト)です。
長さは先述した通り、扱いやすさと飛距離に大きく関係してきます。
投げられるオモリの重さのことを、オモリ負荷ともいいます。
投げる距離や釣りたい魚によって使うオモリの重さが変わります。
釣竿のパッケージや商品紹介で表記されている、オモリ負荷を確認して選ぶようにしましょう。
ウキ釣り
ウキ釣りは、水面に浮いているウキを目印に魚のアタリを取れることに加えて、
海底が岩場になっている場所で、ウキを使って仕掛けを浮かせて、水中の岩や藻をに引っかかってしまうことを回避することができる釣りになります。
ウキ釣りは、仕掛けが長くなる傾向にあるので、必然的に長い竿が必要になります。
なので、ウキ釣りの釣竿を選ぶときには、最低限の長さを優先して選ぶようにしましょう。
ルアー釣り
ルアー釣りとは、ルアーと呼ばれる疑似餌(偽物のエサのこと)を使う釣りです。
主に、フィッシュイーターと呼ばれる肉食の魚を釣るための釣り方になります。
ルアー釣りのターゲットとして、シーバス(スズキ)、ヒラメ、青物(ブリ、カンパチ、ヒラマサ)といった大型の魚から、カサゴやアジ、メバルなど比較的小さいを魚を釣ることができます。
ルアー釣りは、ルアーを何度も投げて魚を誘う釣り方なので、投げる回数が多くなります。
それにともない、竿を振る回数が増えるので、ルアー釣りの竿は軽く、振りやすい設計になっています。
ルアー釣りの竿の選ぶポイントは、軽くて、振りやすく、扱いやすい長さのものが良いでしょう。
船釣り
船釣りは船に乗って、魚がいるポイントまで行って釣ることができる釣りです。
船釣りでは、仕掛けを投げることがほどんどなく、真下に仕掛けを落とすことがメインの釣りになります。
ですので、長さは意識しなくても大丈夫です。
船釣りの釣竿を選ぶときのポイントとして、調子を意識しましょう。
例えば、アジ釣りであれば、標準的な6:4の調子の竿がおすすめで、
マダイ釣りであれば、マダイの強い引きに対応できるように、5:5の調子を選ぶとバレにくくなり、釣果が繋がりやすくなります。
反対にアタリが小さいカワハギには、竿の穂先でアタリが取れるように、9:1の先調子の竿がおすすめになります。
船釣り用の釣竿は汎用性が高く、調子が同じなら他の船釣りにも使えるので、船釣りの釣竿を選ぶときは調子を意識すると良いでしょう。
釣り方に対応できる釣竿の種類を表にまとめましたので、釣竿選びの参考にしてみて下さい。
釣り方 | 釣り方に対応できる釣竿の種類 |
---|---|
投げ釣り | 投げ釣り竿、万能竿 |
ウキ釣り | 投げ釣り竿、万能竿、磯竿 |
ルアー釣り | ルアー竿、投げ釣り竿 |
船釣り | 船用の竿 |
どのような場所で釣りをするのか
どのような場所で釣りをするのかによって、使用する釣竿が変わってきます。
理由として、場所ごとの状況によって釣竿に求める役割が変わるからです。
例えば、手前側に岩場がある場所では、岩などの障害物に糸がこすれて切れてしまうので、長い竿を選ぶことで長さを活かして岩や障害物を避けることができるので、糸切れのリスクを軽減できます。
また、足場の真下やテトラポットの穴の中の魚を狙うような釣りでは、扱いやすさを重視すると釣りがしやすくなるので、短い竿を使う方が都合が良いです。
このように、釣り場の状況に応じた釣竿を使うことで釣りがしやすくなり、釣果も上がりやすくなります。
なので、どんな釣竿選ぶべきなのかというのは、どのような場所で釣りをするのかによって変わってくると言えるでしょう。
具体的に決まればあとは使いたい釣竿を選ぶだけ
ここまで紹介してきたことを参考に具体例で説明してみましょう。
ヒラスズキを例に挙げて説明します。
選び方 | 対象 |
---|---|
どんな魚を釣りたいのか | ヒラスズキ |
どんな釣りをしたいのか | ルアー釣り |
どんな場所で釣りをするのか | 磯または堤防 |
上記の表のように当てはめていくと、ヒラスズキをルアー釣りで釣りたいと考えて、ヒラスズキが釣れる場所は磯や堤防なので、磯や堤防からの釣りなることがわかってきます。
すると、まずルアー釣り用の釣竿が必要であることがわかります。
続いて、釣りをする場所が磯や堤防からなので、手前側の障害物を避けるためや飛距離を伸ばすために、長い竿が必要であることがわかります。
つまり、ヒラスズキを釣るにはルアー釣り用の釣竿で、その中でも長い釣竿を選ぶ必要があることがわかっていただけたと思います。
このように決めていくと、必要な釣竿を選ぶことができ、さらに、先述した3つの選び方を明確に決めることで、より具体的な釣竿選びができます。
あなたが釣竿を選ぶときには、あなたがしたい釣りに共通して当てはまることを参考に釣竿を選んでみましょう。
とにかく釣りを始めてみたい方はセットの釣り具もおすすめ
紹介してきた選び方のポイントを聞いてもわからないという方、また、とにかく釣りを始めてみたいという方には、セットの釣り具も選択肢にいれてみてください。
あらかじめ、セットになっているので悩む必要がなく、買ってすぐに使えるので、手軽でおすすめです。
特にこだわりのない方は、セットの釣り具を選択しても良いかもしれません。
10,000円以下のおすすめの釣竿
それでは、初めての釣竿を選ぶ参考として、おすすめの釣竿を釣り方ごとに分けて紹介していきます。
初心者の方が釣りを始めやすいように、1万円以下の釣竿をメインに紹介していきましょう。
投げ釣りのおすすめ釣竿
投げ釣りのおすすめの釣竿を紹介していきます。
釣りの基本のエサ釣りをメインに釣りをしたい方におすすめの釣竿です。
【シマノ】ホリデースピン250HX-TS
信頼の高いシマノから発売されている、エントリーモデルの投げ釣りの釣竿です。
こちらは投げ釣りの竿の中でも短く、長さが2.5mと初心者の方にも使いやすくなっています。
オモリ負荷も20号まで使えるので、ちょい投げのようなライトな釣りから、カゴ釣りや少し飛距離が必要なサーフなどの広い範囲の投げ釣りに対応できます。
ホリデースピンは振り出しという種類の竿で、伸ばし棒のように縮めると、
仕舞い寸法(竿をたたんだ時の大きさ)も74㎝程度なので、コンパクトで収納がしやすいのもうれしいポイントです。
【ダイワ】リバティクラブ ショートスイング
シマノ同様、信頼の高いダイワの投げ釣りエントリーモデルの「ショートスイング」。
投げ釣りだけでなく、サビキでも使える万能小継投げ竿です。
エンドグリップにリトルセンサータッチグリップを搭載しており、遠投時に滑らずにしっかり握って振ることができることに加え、置き竿の際に柄をキズから守ってくれるので安心です。
【ゴチュール】コンパクトロッド
コンパクトロッドというだけあって、仕舞い寸法が50.3㎝と小さくコンパクトに収納できるのが魅力です。
自重も117gと非常に軽く、小さなお子さまや女性の方に扱いやすくなっています。
軽くて、コンパクトなので、たまにしか釣りに行かないという方でも、スペースを取らず保管がしやすいです。
価格も安く、初めての釣竿としておすすめです。
ウキ釣りのおすすめ釣竿
ウキ釣りにおすすめの釣竿を紹介します。
【シマノ】ホリデーイソ
「ホリデーイソ」は、磯釣り用の釣竿ですが、堤防からのフカセ釣りやカゴサビキ、ちょい投げといった幅広い釣りをカバーできます。
汎用性が高く、さまざまな釣りを楽しむことができるので、状況に応じて釣り方を変えることができ、さまざまな魚種を狙うことができます。
五目釣りなどたくさんの魚種を釣ってみたい方やこれから本格的に釣りを始めたい方におすすめの釣竿です。
【ダイワ】リバティクラブ 磯風
「リバティクラブ磯風」は、軽量で扱いやすく初心者から中級者まで使える釣竿です。
強化構造{ブレーディングX」によりネジレを抑えることで、釣竿の操作性を向上させてくれています。
操作のロスを減らしてくれるので、投げるときや魚とのやり取りのわずらわしさを軽減してくれます。
クセがなく扱いやすいので、初心者だけでなく釣りに慣れた中級者まで納得できる釣竿です。
本格的にウキ釣りを始めたい方におすすめです。
【オルルド釣具】イソルドA
「イソルドA」は、価格が安く、釣具にあまりお金を掛けられない方やお試しで釣りに挑戦したい方におすすめです。
長さも3.6、4.5、5.2、6.3mの4種類から選ぶことでき、釣り場に合わせた長さを選ぶことができます。
安いからといって性能面問題はなく、安心して使うことができますので、
価格が安い釣竿を探している方、とりあえず釣りを始めてみたい方におすすめです。
ルアー釣りのおすすめ釣竿
おすすめのルアー釣り竿を紹介します。
ルアー釣り用ではありますが、意外と汎用性が高く、ちょい投げやサビキ、ウキ釣りといった釣りを楽しむことができる釣り竿になります。
【シマノ】ルアーマチック(MB)
シマノから発売されている、ルアー釣竿エントリーモデル「ルアーマチック」。
エギング、シーバス、タチウオなどルアーで釣れる魚を幅広くカバーできるだけでなく、
堤防からのちょい投げでキスやカレイを狙ったり、サビキでアジやイワシ、コノシロなどを狙ったりと幅広い釣りをカバーすることができます。
また、コンパクトに収納でき、携行性に優れたモバイルパックもあり、持ち運びがラクでキャンプや旅行に持って行くことにも向いています。
これからルアー釣りをメインに始めてみたい方におすすめの釣竿です。
【ダイワ】ルアーニスト
17種類の豊富なラインナップから選ぶことができ、魚種にフォーカスした竿選びがしたいのであれば「ルアーニスト」がおすすめです。
ルアー釣りをメインにしながらも、サビキ釣りやちょい投げなどの釣り方に合わせた竿選びができ、釣りの楽しさを倍増させてくれます。
見た目もスタイリッシュで高級感のあるデザインになっていて、飽きの来ないおしゃれなデザインです。
気軽でありながら、本格的に釣りを楽しみたい方に「ルアーニスト」はおすすめです。
【メジャークラフト】ファーストキャスト
ルアー用釣竿に定評のある、メジャークラフトのエントリーモデル「ファーストキャスト」です。
862MLのモデルであれば、15~30gまでのルアーを投げることができ、シーバス、タチウオ、サーフでのヒラメを狙うのにちょうど良い使用範囲になっています。
30gは、オモリの8号に相当し、8号の重さを投げることができれば、投げサビキ、ジグサビキでサバやカマス、アジを狙うことができます。
他にも、ちょい投げでキスやカレイといった魚もマルチに狙うことができます。
ルアー釣り以外での使用をしている釣り人も多く、人気のあるルアー用釣竿です。
【オルルド】トリプルド
1つの竿の3つの穂先が付いている、少し変わった釣竿「トリプルド」。
長さは2.7mのみとなっており、長さは選ぶことができないのですが、L、ML、Mの硬さの穂先が3つが付いています。
釣竿選びでの悩みの1つである、釣竿の硬さをこの竿1つで3種類から試すことができるので、好みの硬さを選ぶことができます。
加えて、釣りに合わせて硬さを変えることができるので、1本で3役の活躍をしてくれます。
使い分けのできる3種類の穂先で、釣竿の硬さを試すことができるので、初めて選ぶ釣竿としてコスパの良い釣竿です。
船釣りのおすすめ釣竿
おすすめの船釣りの釣竿を紹介します。
基本、船釣りに使用用途が限られますが、船釣り全般に使える釣竿です。
【シマノ】ホリデーマリン
オールラウンド使える船釣り用の釣竿です。
調子は6:4と7:3から選ぶことができ、釣りに合わせた調子を選ぶことができます。
6:4調子は、仕掛けのコントロールがしやすさや魚とのやり取りもしやすいので、操作性が良く初心者の方におすすめです。
7:4調子は、シャープに誘いかけることができ、より繊細な動きができるので、多彩な誘いをかけることができます。
また、小さなアタリを感じ取りやすく、硬さを活かした鋭いアワセができます。
どちらの調子を選んでも、オールラウンドに使えるので、船釣りを始めたい方におすすめです。
【ダイワ】リバティクラブ ライトパック
「リバティクラブライトパック」は、船釣りでも陸からの釣りにと広範囲に使える万能ロッドです。
オモリ負荷が最大40号まで使用可能なので、LTアジ釣り、ボートからのキス、メバル、カサゴ釣りなどオモリ負荷が40号以下の船釣りに使うことができます。
陸からのちょい投げやサビキ、アジングなどのライトルアーフィッシングにも使うことができるオールマイティーな釣竿です。
【遠里釣具】シーマスタッグ ソリッドシャープ
「シーマスタッグ」は船釣りでオールラウンドに使え、五目釣りなど手広いターゲットを狙うことができます。
オモリ負荷が30~80号までと幅広く使えるので、メバルやアジ、キスといった小物釣りから、イサキやタイなどの大きなターゲットにも対応することができます。
五目釣りのようなたくさんの魚種を釣る釣り方をしたい方でしたら、「シーマスタッグ」はおすすめの釣竿です。
汎用性の高いおすすめ釣竿
汎用性が高く、広い範囲の釣りをカバーできる釣竿について紹介します。
1つの釣りにこだわることなく、幅広い釣りを楽しみたい方におすすめです。
【シマノ】フリーゲーム
「フリーゲーム」の名の通りスタイルを選ばない、自由な釣りを楽しむことができる釣竿です。
ルアー釣り、投げ釣り、ウキ釣り、サビキ釣り、小物釣りあれば船釣りでも使うことができ、ほとんどの釣りをこの1本で攻略ができます。
振り出し(縮めることのできるタイプの釣竿)のため小さく、コンパクトに収納することができるので、収納場所がなくても場所を取らずに収納することができます。
幅広く釣りを楽しみたいけど、たくさん釣竿を収納することができない方におすすめです。
【ダイワ】クロスビート SW
「クロスビートSW」は、ルアー釣りがメインの釣竿です。
ですが、ウキ釣りやサビキ、ちょい投げや落とし込みなど、汎用性が高く、1本でさまざまな釣りに挑戦することができます。
おすすめな理由として、コンパクトに収納ができることです。
766TMLモデルの縮めたときの仕舞い寸法が47㎝とトップクラスのコンパクトさで収納のしやすさはもちろんのこと、
リュックやカバンに入るサイズ感なので、電車や自転車での移動をメインに釣りをされる方にも持ち運びがしやすくおすすめできます。
おすすめ釣竿セット
リールとセットになっていて、始めから糸が付いているので購入してすぐに使うことができるので、釣りを始めやすいです。
とにかく釣りを始めたい方におすすめとなります。
【シマノ】22シエナコンボ
リールの「シエナ」と釣竿のセット商品になります。
リールは2500番の大きさが付いていて、汎用性が高く使いやすいリールサイズになっています。
あらかじめ、リ―ルに2.5号のナイロンラインが巻いてあるので、買ってすぐに使い始めることができます。
ちょい投げ、サビキ、ウキ釣り、ルアーとジャンルを選ばず釣りを楽しむことができると思います。
タックルケースも付いており、持ち運びがしやすく、ケースに入れたまま保管もできるので、収納もしやすくなっています。
手軽で持ち運びがしやすいので、たまに釣りに出かける方や補助的に使うセカンドロッドをお探しの方におすすめできます。
【ダイワ】 CP 1000 130
「CP1000 130」は、荷物をできるだけコンパクトにしたい方におすすめです。
縮めた長さが31㎝と最小クラス、付いているリールも1000番と小さいので、とてもコンパクトな釣竿セットになっています。
収納スペースを取らないうえ、ソフトキャリーバッグも付いてくるので、持ち運びがしやすいく、
たまにしか釣りに行かない方や、常に車に釣竿を積んでおきたいけど邪魔にならないサイズの釣竿をお探しの方におすすめです。
がっつり釣りを楽しむというよりは、ちょこっと釣りを楽しみたい方向けのコンパクトな釣竿になります。
【オルルド釣り具】コンパクトフィッシングロッド 「ファミルドA」 & スピニングリール
「ファミルドA」は、ファミリーフィッシングをメインに考えている方におすすめの釣竿です。
釣竿の長さは、子供や女性など釣り初心者の方にも使いやすい1.8mから、
ちょい投げやサビキといった、ある程度竿の長さが必要釣りにも対応できる3.6mまでの長さがそろっているので、釣りの種類に応じてセレクトすることができます。
リ―ルは、シルバーやレッドなどの5種類の色から選択することができ、お子さまなどの好きな色で選んであげることで、お気に入りの一本にしてあげることもできます。
大人から子供まで、使いやすい長さをえらぶことができるので、家族での釣りにうってつけです。
まとめ:釣りに出かけてみましょう!
いかがだったでしょうか。
今回紹介した釣竿の選び方のポイントの
- どのような魚を釣りたいかを決める
- どのような釣りがしたいのか
- どのような場所で釣りをするのか
を意識して釣竿を選んでみて下さい。
釣竿が選べたら実際に釣りに出かけてみましょう。
真剣に釣りに取り組むもよし、まったりと釣りを始めてみるもよし、釣りの楽しみ方は人の数だけあります。
まずは、釣りを始めて楽しんでみてください。
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