【必読】水汲みバケツの選ぶポイントとおすすめ8選

水汲みバケツは、釣りには欠かせない便利なアイテムです。

しかし、水汲みバケツは種類がたくさんあり、どれを選んでいいのかわからないという方多いのではないのでしょうか。

この記事では、水汲みバケツにできることやバケツの選び方、おすすめの水汲みバケツを紹介していきます。

水汲みバケツについて知りたい方はぜひ最後まで読んでみてください。

目次

水汲みバケツにできること

水汲みバケツを使ってどんなことができるのか紹介していきましょう。

  1. 水を汲む
  2. 手を洗う
  3. 魚を生かす
  4. 魚の血抜き
  5. 釣り場の掃除
  6. 濡れたものや汚れたものを入れておける
  7. 移動時のカバン代わり
  8. コマセ(撒き餌)を入れておく

それぞれについて説明していきます。

1.水を汲む

水汲みバケツは、名前の通り、水を汲むことがメインの使い方になります。

バケツに長いヒモが付いており、池や海にバケツを投げ、バケツに水が入ったタイミングで付いているヒモを引き上げることで、水を汲むことができます。

2.手を洗う

汲んだ水で手を洗うこともできます。

釣りをしていると、エサを付ける時や魚を釣り上げ触ったときなど、手が汚れる場面が多く、手が汚れたままロッドやリールを触ってしまうと汚れてします。

汲んだ水で手を洗いながら釣りをすれば、道具を汚さずに済みます。

3.魚を生かす

釣った魚をバケツ内で生かしておくことで、魚の観察をすることができます

お子さんを連れて釣りに行く際には、喜ばれることでしょう。

観察しやすいように、透明の素材のバケツがあります。

また、「泳がせ釣り」でエサとして使用するアジやイワシといった魚を活かしておくこともできます

泳がせ釣りでは、フィッシュイーターと呼ばれる、ブリやヒラメ、シーバスなどの魚を釣ることができます。

4.魚の血抜き

血抜きをすることで、アジやサバ、イナダ(ブリの幼魚)などの回遊魚特有の血の臭いや生臭さが減少し、おいしく食べることができます。

魚の血抜きをするには、魚のエラやしっぽなどに切れ目を入れて水の中に浸しておく必要があります。

水汲みバケツがあると、血抜き用の水を確保することができます。

5.釣り場の掃除

コマセや血抜きをして飛び散った血を釣り場に放置していくと、悪臭の原因となり、釣り場が臭くなってしまいます。

あまりに悪質な場合には、その釣り場が釣り禁止になることもあります。

できる限り汚れを残さないように、水汲みバケツを使って汚れを流してきれいにすることができます。

6.濡れたものや汚れたものを入れておける

釣りで使用したタオルや使い終わった仕掛けなどのゴミを保管しておくこともできます

帰る頃には、タオルは汚れて臭くなっているので、手で持ちたくない場合にバケツの中に入れて帰りましょう。

7.移動時のカバン変わり

釣り場までの移動や、ポイントを移動したいときのカバンの代わりとして使うことができます。

ちょっと移動したいときに、使ったペンチやハサミなどの小物をいちいち片付けるのが面倒な時には、

一旦バケツの中に入れてしまうことで、移動が楽になります

8.コマセ(撒き餌)を入れておく

水汲みバケツの中にコマセを入れることのメリット2つあります。

1つ目が、凍っているコマセを溶かせることです。

釣具屋さんで冷凍されて売っているコマセは、溶かさなければ使えません。

そこで、バケツの中に汲んだ水(少量)の中にコマセを入れて溶かすことでき、使えるようになります。

2つ目は、汚れにくい素材でできており、コマセを入れても汚れが付きにくいことです。

水汲みバケツの多くは、EVA素材やプラスチック、ビニールなどの素材で作られているので、汚れにくく、臭いも付きにくくなっています。

コマセを使う釣りがお好きな方には必携のアイテムといえます。

選ぶポイント

水汲みバケツでどんなことができるのかを理解していただけたと思います。

次に選ぶポイントについて紹介していきましょう。

  • 形(丸形・四角型)
  • 大きさ
  • ヒモの長さ
  • フタの有無
  • 透明かそうでないか
  • 携行性(折りたたみが可能)

それでは解説していきましょう。

形(丸型・四角型)

水汲みバケツのには、丸形四角型の2つの形があり、それぞれ特徴があります。

丸型

丸形は、磯場のような障害物が多い場所で使用すると、障害物に引っかかりにくくなり、四角型に比べると水汲みしやすいです。

磯場のような岩の凹凸があるところでは丸型を選ぶと良いでしょう。

四角型

四角型は、バッカンとも呼ばれ、主に堤防などの護岸が整備されて、壁面が平らになっている場所での使用がおすすめです。

四角型の方が中に荷物が入れやすく倒れにくいので、道具を入れて運ぶ場合に向いています。

四角型は、バケツの側面が平面になっているの、中に入れた魚を観察がしやすいのも四角型の特徴になります。

以上を踏まえて、どちらの形が自分に合っているのか選んでみましょう。

大きさ

バケツの大きさは、口幅と高さで判断します。

丸型、四角型も同じく、17~24㎝までの口幅のものがあります。

口幅と高さが大きいものは単純に容量が大きいので、たくさんの水を汲むことができますが、反対にたくさん水が汲める分、引き上げるときに重くなってしまいます。

使い分けのイメージとしては、次のような感じになります。

大きさ容量用途おすすめの場所
17㎝約4ℓ水汲み、観察用、血抜き磯場、堤防
19㎝約5ℓ水汲み、観察用、血抜き磯場、堤防
21㎝約7ℓ水汲み、観察用、血抜き、生かし堤防
24㎝約10ℓ水汲み、観察用、血抜き、生かし堤防
※容量はバケツのサイズによって多少前後するので参考程度に

泳がせ釣りでの使用の場合、エサとなる魚が泳げるように大きめの24㎝のサイズを選択すると良いでしょう。

反対に、磯場のような岩などの障害物が多い場所では、障害物に引っかかりにくい小さめの17㎝のサイズがおすすめです。

また、力の弱い女性の方やお子さんが使用する場合、大きいバケツだとたくさんの水が入ったバケツを引き上げることになるますので重くなってしまいます。

なので、小さめのバケツを使うと、軽くて使いやすくなるでしょう。

魚を生かすのに、大量の水が必要な場合には、大きいバケツに小さいバケツで数回に分けて水を汲んで入れるという使い方もできます。

大きければいいというものではないので、自分が引き上げられる大きさのバケツを選ぶようにしましょう。

ヒモの長さ

ヒモの長さは8mが主流であるものの、ものによっては4mや6mもあるので、長さを確認するようにしましょう。

基本的には、長いほうがどんな釣り場でも使うことができるので、有利になります。

しかし、ヒモが長すぎると絡まってしまう原因になるので、10mを超えるような極端に長いヒモは避けましょう。

使用する場所の足場の高さや、潮の満ち引きによる水位の変化なども考慮すると、8mの長さのものを選んでおくと無難です。

バケツを選ぶ際にはヒモの長さを必ず確認するようにしましょう。

フタの有無

水汲みバケツにはフタ付きとそうでないものが存在し、フタは基本的にメッシュになっています。

理由としては、バケツの中に魚を入れたまま水を交換するためです。

魚を生かす際にはこまめな水の交換が必要になります。

水の中が汚れてしまったり、バケツ内の水の酸素が薄くなってしまったりすると、魚を長時間生かすことができません。

フタがメッシュになっていれば、バケツの中に魚を入れたまま水を捨てたり、汲んだりできるようにすることができます。

バケツの使用目的が、魚の観察や生餌として生かしておきたいという方には、フタ付きのバケツがおすすめです。

透明かそうでないか

魚の観察を優先する場合には、透明で中が見える素材のものを選ぶと良いでしょう。

透明であれば、上からだけでなく、横からも魚を観察することができるので、お子さまに喜ばれます。

また、エサとして魚を生かしている場合にも、バケツの中が把握しやすくなり便利です。

お子さまを連れて行く場合には、透明のバケツで魚を観察できるようにすると、退屈せずに釣りを楽しんでくれる可能性が高まり、透明の素材のものを選ぶのがおすすめです。

携行性

水汲みバケツは、ひねるだけでたためるものを選ぶと持ち運びがしやすく、荷物がかさばってしまう場合に便利です。

磯釣りや渡し船で良く釣り場や釣り具を持って徒歩で長距離の移動が必要な場合には、携行性を優先的に考えて選ぶ方が良いでしょう。

水汲みバケツおすすめ 選

選び方はわかったけど、「具体的にどんなバケツを選べばいいのかわからない」という方に向けて、おすすめの水汲みバケツを紹介していきます。

形ごとに商品を紹介していきます。

丸型

まずは丸型から紹介していきます。

【シマノ】水汲みバッカン

口の形が楕円になっており、磯場のなどの障害物に引っかかりにくい設計になっており、障害物の多い場所での釣りをされる方におすすめです。

バケツの側面には、シンカー(オモリ)が付いていて、着水時にバケツが倒れて水が中に入りやすくしてくれています

ロープも8mの長さがあり、高い足場でも安心使用できます。

ロープは取り外し可能なので、水汲み以外には外しておくことで、バケツ周辺でのロープによるトラブル(つまづき等)を軽減できます。

【ダイワ】ポータル水くみ

水の汲みやすさを優先した、小さくコンパクトな水汲みバケツです。

サイズは13㎝と15㎝の2つ、小さいので折りたたんでコンパクトに収納することが可能になります。

使い方は手洗いをメインとして、他にも大きいバケツまたはバッカンへの水を汲むときに活躍してくれます。

透明なので、小さい魚であればバケツの中に入れて、観察することができます。

「手洗い用として使用したい」、「手早く水を汲みたい」という方にはおすすめのバケツです。

【プロックス】EVA丸水汲みバケツDX

サイズのラインナップが12、18、21、24㎝の4種類で、今回紹介するバケツの中で最も小さい12㎝がラインナップされています。

12㎝のサイズは、汲める水の量が約1.5リットル程度なので、重たくなりすぎないので、小さなお子さんでも水汲みができるサイズとなっています。

重すぎないことに加え、バケツ側面にオモリが付いているので、水汲みしやすくなっています。

子ども用のバケツが欲しいという方、お子さんにプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

【プロマリン】

ロゴなどが入っていおらず、シンプルなデザインのバケツです。

大きさは、15、18、21、24㎝の4つから選べ、色も青、オレンジ、グリーンの3種類があります。(Amazonをはじめ、ネット通販では色を選ぶことができない)

手洗いや釣り場の掃除などの水汲みをメインとして使うのであれば十分に活躍してくれます。

ロゴなどが入っていないシンプルなデザインを好む方におすすめです。

四角型

【シマノ】メッシュ水汲みバッカン

釣り具の大手メーカーシマノから出ている水汲みバッカンです。

メッシュのフタのファスナーには、大きめのファスナーを使用しているので、塩でくっついて動きが悪くなりにくくなることを防止してくれます

サイズは、19㎝と21㎝から選ぶことができ、色も黒・白・透明の3色から選ぶことができます。

ヒモも8メートルと十分な長さがあり、ソフトなさわり心地で、使いやすさにこだわった水汲みバッカンです。

【ダイワ】活かし水くみM-CM

バケツの底を擦れに強い構造になっており、底が破れにくい作りになっています。

フレーム部分もステンレスフレームを使用しており、サビに強く、底も含めて耐久力のあるバッカンです。

取っ手の形状も手が痛くなりにくい成型ハンドルを採用しているので、持ち運びの際に手が痛くなりにくい作りになっています。

ひねるだけでたためるので携行性に優れているモデルになります。

【シーバー】水汲みバケツ

バケツにプライヤーとフィッシュグリップが付いた3点のお得なセットになります。

ヒモにはコブが付いており、バケツを引き上げるときに指に引っかかりやすくなるので、引き上げがしやすくなります。

ヒモの長さが6mと、少し物足りない感じではありますが、プライヤーとフィッシュグリップがセットになっているので、初心者の方におすすめの水汲みバケツです。

【プロックス】クリア活かし角バケツ

泳がせ釣りで使う生き餌を活かしておくことに特化したバケツです。

透明の素材でバケツの中が見えやすく、生き餌の状態を把握しやすくなっています。

サイズは21㎝と24㎝の大きめのラインナップになっており、生き餌を長時間活かしておくことに向いています。

さらに、バケツの背面には、エアーポンプをひっかけられるようになっており、生かしに特化した作りになっています。

生き餌を使う機会が多い方におすすめです。

ただ、たたむことができず、収納がしにくい欠点がありますが、たためない代わりに、同じ大きさのバケツであれば、重ねて収納することができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

水汲みバケツを選ぶ際には、必要な機能をきちんと把握してから選ぶようにしてみましょう。

例えば、お子さんに魚を観察させてあげたいのであれば、透明のバケツを選ぶ方が良いですし、

生餌として魚を生かしておきたいのであれば、大きいバケツを選ぶ必要があります。

どんな状況で使うのかをきちんと考えて自分に合ったバケツを選んでみてください。

それでは、楽しい釣りライフをお過ごしください。

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