自宅でここまで上達!?初心者が“釣り前にやるべき練習”5選【これだけで差がつく】

釣りを始めたばかりの方で

「釣りに行く前に練習しておいた方が良いことってあるの?」

「どんな内容の練習をすれば釣りが上達するの?」

「いつもなんでこんなにトラブルが起きるんだろう?」

と悩んでいませんか?

釣りには最低限必要な知識や技術が存在します

知っているだけでトラブルを回避することもできますし、技術を身につければ釣果にも繋がっていきます

この記事では下記の内容の自宅でできる釣りの練習について紹介していきます

自宅でできる釣りの練習
  • キャスティング
  • サミング
  • ラインテンションのコントロール
  • ラインの結び方
  • 仕掛けのセット

自宅で練習しておくことで、釣り場に着いてからの動きが良くなり、トラブルを防ぐこともできるようになります

ぜひ最後まで読んで、釣りに行く前に練習をして、次回の釣行からはスムーズな釣りを楽しんでいきましょう

目次

キャスティングフォームの練習(釣り初心者が最初に習得するべきこと)

キャスティングは釣りの基礎であり、メインになりますので習得が必須なります

キャスティングを上達するための1番の近道はキャスティングフォームの練習です

スポーツと一緒でフォームを意識するとこで上達が早くなります

自宅で練習して実践でしっかり活かせるようにしておきましょう

キャスティングフォーム修得で得られるメリット

キャスティングフォームの練習で得られる効果は次の通りです

  1. キャスティング時の飛距離が伸びる
  2. キャスティングコントロールの向上
  3. ロッドコントロールの向上
  4. ロッドの破損を防ぐことができる

練習の準備

姿見の鏡もしくは、スマホやカメラで動画を自撮りして、フォームの確認ができるようにしておきましょう

素振り用のロッドの準備として

  • 並継のロッドの場合は、バット(持ち手)の部分だけにしてリールを付けておきます
  • 振り出しのロッドの場合は、伸ばさずに穂先に付けるトップカバーをつけたままリールを付けておきます

キャスティングの練習方法

1.ロッドの握り方を覚える

ロッドを握るときは利き手がリールの根本を持ちます

反対の手はロッドの尻手(持ち手の一番下の部分エンドとも言う)を握る

リールの形状のよって持ち方は変わりますので、お使いのリール持ち方を確認してみましょう

2.キャスティング時の手の動きを覚える

キャスティングをする時に多くの初心者の方が間違えているのが、「手の動かし方」です

正しいフォームは、「利き手側は前に出す」「反対側の手は手前に引く」です

筆者が釣り場で見た時に初心者だと思われる方達は、利き手と反対の手が両方前方向に出してしまっています

もれなく飛距離が出ていません

手の動き1つで大きな差が生まれるのでしっかりと手の動きを覚えておきましょう

3.立ち方を覚える

投げたい方向と利き手が反対になるように立ちます

そこから肩幅に足を開いて立ちます

4.素振りをしてみる

手の動きと立ち方を覚えたら素振りをしていきましょう

ロッドを振りかぶり、キャストをする方向に腰を回しながら素振りをしてみましょう

コツとしては、

腰をキャスト方向の正面に向くように腰を回していきます

その後を肩が追いかけていくイメージです

最後に2.で紹介した手の動きをしたらキャスティングフォームは完成です

この一連の動作を鏡や動画で撮って見てみましょう

※おすすめの動画を貼り付ける

サミングの練習(ライントラブルを減らせる)

サミングの主な役割は、ラインが出る速度の調整または、止めるなど、ラインの出方をコントロールをすることです

サミングとは
キャスティングなどのラインの出方を指を使って調整すること

サミング習得で得られるメリット

サミングをできることで得られるメリットは次の通りです

  1. ライントラブルを防げる
  2. ベイトリールのバックラッシュの防止
  3. 仕掛けやルアーの着水後のラインコントロールがスムーズになる
  4. 飛距離の調整が可能になる
  5. キャスティングの精度が高くなる

キャスティングフォーム同様で釣りでは基本になりますのできちんと習得しておきましょう

練習準備

ロッドにリールを取り付けてロッドのガイドにラインを通した後、ラインにオモリを結んでおきます

この時、スナップを使うとオモリの交換がスムーズでラクになります

練習準備についてはスピニングリールとベイトリールは同じです

サミングの練習方法

練習を開始する前に知っておいて欲しいのが、スピニングリールとベイトリールではサミングのやり方が違うことです

スピニングリールとベイトリールは形状が違うためサミングする時に使う指が違います

スピニングリールとベイトリールの練習について分けて解説してきますので、お使いのリールに合わせた練習をしてください

スピニングリールでサミング練習をする場合

手順について説明していきます

1.ベイルを上げて、ラインを人差し指に引っ掛けておく

※画像を貼り付ける

ラインを出す準備をします

2.ラインを引っ掛けていた指を離して、その指でスプールのフチを押さえる

ラインが出るのを止める練習です

スプールのフチを指で抑えることでラインを止めることができ、飛距離が飛びすぎた場合などに止めることができます

また、着水後に緩んだラインが勝手に出ていくのを防ぐことができます

こうすることで、ラインが毛玉のように出ていくのを防ぐことができます

3.押さえている指の力緩めてみる

これは、ゆっくりラインを出す練習になります

押さえている指の力を少し抜くとラインがスルッと出ていくので、仕掛けやルアーを沈めるスピードを調整することができます

ベイトリールでサミング練習をする場合

続いてベイトリールの練習について説明していきます

1.クラッチ(ラインを出るようにするためのスイッチ)を切って、スプール(ラインが巻いてあるところ)を親指で抑える

ラインを出す準備

2.スプールから手を離しラインを出す、その後すぐに親指でスプールを抑える

ラインが出るのを止めるための練習です

スピニング同様に飛距離を調整するために行います

仕掛けやルアーが飛びすぎてしまうことを防止できます

3.押さえている指の力を緩めてみる

スプールを押さえている指の力を緩めてラインを少しづつ出す練習です

ここを習得すると、ベイトリール最大の敵「バックラッシュ」(巻いてあるラインが一気に放出されることで起きるライントラブル)を回避することができるようになります

ベイトリールはスピニングリールよりも精度の高いキャスティングが可能になります

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サミングを習得しておくことで多くのライントラブルを防止することができます

1日5分でも良いので練習しておきましょう

ラインテンションのコントロール練習(水中の状況を把握できる)

ラインから伝わる感覚をロッドで感じることで、仕掛けやルアーの状況を捉えることができるようになります

できるようになることで得られる効果は次の通りです

ラインテンションのコントール習得で得られるメリット

  • 底が取れるようになる
  • 魚のアタリがわかるようになる
  • 潮の流れの向きや速さがわかるようになる
  • 底の情報がわかるようになる
  • 流れで仕掛けが絡まることを防止できるようになる
  • 根掛かりを回避できる確率が上がる

練習準備

ロッドにリールをセットしガイドにラインを通して、ラインの先にオモリを付けておく

練習方法

1.ロッドにオモリの重さが乗っかっている感覚を覚える

ロッドの先端からロッドの半分〜1本分くらいの長さのラインを出して、ロッドにオモリの重さが乗っている状態にする

こうすることで手元にオモリの重さが乗っている感覚を覚えやすくなります

2.ラインを出して床にオモリを付ける

1.の状態からオモリが床に付くまでラインを出しましょう

オモリが床に付く瞬間の感覚は実際に仕掛けやルアーが着底した時の感覚に近いです

この感覚を覚えることで着底したことがわかるようになります

床に着くまでラインを出す時に、同時にサミングの練習もできるので並行して行っていきましょう

3.オモリを床に引きずってテンションのかかり方を覚える

オモリが底を擦っている感覚を養う練習です

何の変化もない底の場合は、一定の力でずっと引き続けることができるのに対し、

凹凸のあったり障害物のあったりする場所では、引く力が軽くなったり、重くなったりします

また、底から仕掛けやルアーが離れるときも軽くなります

この感覚を養うことで、仕掛けやルアーが底に着いているのか、いないのかや行ったポイントの底の状態がどんな状況かを手元の感覚で判断できるようになります

4.オモリが障害物に当たっている感覚を覚える

床に水の入ったペットボトルやティッシュ箱などを置いて障害物として置いておきます

オモリを床に付けた状態と宙に浮かせている状態両方で、置いた障害物にぶつけてみましょう

このぶつかった時の感覚が水の中の障害物当たった時の感覚に近いので、この感覚を覚えて

この感覚を極めると水中の様子がわかるようになり、根掛かりの回避や魚のいるポイントを判別することができるようになり、根掛かりによるストレス減少や釣果につながっていきます

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魚がいそうな場所を見つけたり、根掛かりそうな場所を判断したりと、水中の状況判断に欠かせない技術なので習得しておきましょう

ラインの結び方の練習(タイパよく釣りを楽しむために)

ラインの結びは釣りの「キモ」とも言えます

ラインの結びが甘いとキャストした時に結び目がほつれて仕掛けやルアーだけが飛んでいくことになります

筆者も幼い頃にたくさんの仕掛けやルアーを飛ばしたものです

ラインの結束は釣りの命とも言えるほど重要

また、ラインの種類によって結び方が違うので、ラインに合わせた結び方の練習もしておきましょう

練習するとラインの結束力が強くなり、結ぶ時間も短縮され釣りの効率が格段に良くなります

ラインの結び方修得で得られるメリット

  • 結ぶ時間が短くなる
  • ラインの結び方の知識が身に付く
  • ラインの結束力が向上する

ラインの結び方の練習方法

「初心者が覚えておくべき結び方5選」を紹介するので、結び方について調べて練習してみましょう

初心者が覚えておくべき結び方5選
  • クリンチノット
  • ダブルクリンチノット
  • ユニノット
  • 8の字結び
  • 電車結び

練習準備

結び方練習用のラインを用意しておく

覚えたい結び方、釣り方に合わせたラインの結び方について調べておく
(書籍を購入したりYouTube検索しておく)

練習方法

準備の時点で調べておいた、結び方を参考に実際にラインを使って結んでみる

5分でも良いので、覚えたい結び方を練習をするようにしてみてください

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釣りをしていると、釣れている時の仕掛けやルアーの付け替えなど、素早くラインを結ばなければならない場面が必ずやってきます

そのチャンスを逃さないためにも日頃から練習しておきましょう

仕掛けやルアーのセット練習(貴重な釣りの時間をムダにしないために)

釣りに出かける前に一度、仕掛けのセットをしてみることをおすすめします

実は仕掛けには向きがあって、向きを間違えてつけてしまうと仕掛け本来の力が発揮できず、絡まってしまったり、うまく魚にアプローチできなかったりと悪いことばかりです

また、ルアーで使うスナップにも向きがあり、間違えた向きだとルアーが泳がなかったり、絡まりやすくなってしまいます

そんな状況では、魚を釣ることが難しくなり「なんで自分だけ釣れないんだろう?」なんてことになりかねません

そうならないために、一度自宅で仕掛けやルアーをセットして、正しいセット方法を確認しておくことが大切です

他にもサルカンや天秤といった仕掛けとセットで使うものにも向きがありますので、仕掛けに必要な釣具の使い方も確認して本番を想定して一度セットしてみましょう

まとめ

今回紹介したテクニックは釣りをするうえで知っていて損はない基本中の基本です

「出来てる」「出来ない」で釣果に大きな差が出てきます

釣りに行ってから練習しても良いのですが、自宅で感覚だけでも養っておくと慌てることなく、スムーズに釣りを始めることができ、釣果に繋がりやすくなります

一気に覚えられないこともあると思いますので、無理をせず一つ一つ練習してみてください

一つでもできれば次回の釣行は楽しいものなると思います

自宅でできる練習に取り組んで、あなたの釣りの技術を向上させちゃいましょう!

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